二人の現役ソープ嬢、アスカとのぞみと出逢い、4人は上野・御徒町で朝まで酒を飲んだ。
その中でも事あるごとに
とダメ出しを受けるシンジ。
助けを求めた万太郎にすら
の一言で済まされるシンジ。
解散後、酔っぱらって、朝方の路地裏で目に飛び込んできたものを見つけ、シンジは開眼する。
翌日万太郎に電話をかけ早速飛びつくシンジ。
第伍話 決戦、第3新東京市!~シンジの希望、女性用風俗!?
元来
という認識がされていました。
前回触れた吉原やその前に触れた古代のヨーロッパなどにも代表されるように、現存しているものはほぼ女性が男性にサービスをするもの、というものでした。
日本が2000年代初頭にスローガンのように掲げた「IT革命」、現代社会での日常生活になくてはならなくなったスマホなどに代表される「情報機器」がもたらした「情報化社会」の完成と同時に、風俗の情報化社会も始まったのかもしれません。
出張ホストなどが徐々にでき始め、社会進出を果たした女性にも「性」の欲求を満たす場が出来ていったのです。
数時間後
女性用風俗とは
男性が使う「風俗」と基本的には変わらず、店舗を持たない無店舗型のお店が多く、ネットで情報を得た女性客が利用することが多い。
大きく分けると、
- 性感マッサージ(アロママッサージ)
- 出張ホスト
- レズ風俗
なんかが女性用風俗にカテゴライズされる。
正規に届出を出して営業しているのはまだ130店舗前後なので、規模はまだ大きいとはいえないが、SNSなどで確実に需要も潜在的な需要もあるということがはっきりしている。(じゃなきゃそもそも130店舗もできないでしょうし)
まだ市場が成熟しているとはいえないので、無許可で「潜り営業」している店舗も併せれば、その数は200を超えるのではないでしょうか。
男性の風俗店と若干違う点は、お店によって
- 「デートのみのコース」
- 「デート+ホテルで性感」
- 「お泊りコース」
なんてのも用意されている。
また、料金は通常のデリヘル相場と比べても「安い」。
女子のほうが経済感覚にシビアだからなのだろうか、なぜか全国的に相場は安めに設定されている。
また、風営法上、本番は禁止になっているものの、普段味わえない快感を知った女性から交渉をしてくるなんて話も・・・
性別は違えど、「本番」に満足度を求める層が男性にも女性にもいるという事なのだろうか(笑)
性別の違いは大きな違い??
これは個人的な主観になっちゃうけど、求められているものが女性用風俗の場合、「肉体的な快楽」だけではないのだろうなと感じることがある。
実際に、日常の彼氏や旦那さんとは一味違ったルックス、味わえないようなテクニックやトークで癒されるなど、その辺りは男性用の風俗と大きな違いはないが、何よりも恋人同士のような関係性を重視しているように感じられます。
恋愛依存と言う言葉がありますが、擬似恋愛を楽しむキャバクラでハマってしまう男性よりも、ホストにはまる女性のほうが悲劇的に見えてしまうのと同じなのでしょうか。
一般的に風俗嬢からは敬遠されがちなSNSでの細かいやり取りなども、女風では気軽に行われています。
店に予約を入れる際も、セラピスト個人のツイッターなどのDMを介してからお店に予約を入れるなんて文化もあるようです。
女風セラピストさんたちは接客の時間以外でも、嫌な顔一つせずソレに対応してくれるんだからそりゃハマりますよね(笑)
ニーズに合わせた個性的なサービス
女性用の風俗と一口に言っても様々な業態があります。
男性が利用する風俗に比べて歴史の新しい女性用風俗、その多くは風営法の問題からも出張型のお店がほとんどです。
確かサッカーのドイツW杯の後ぐらいだったと記憶してますが、九州福岡の中洲に「女性向けソープランド」がありました。
出来ると聞いた時には「お!?どうなる!?」と注目していましたが1年も持たずに閉店してしまいました。
確か90分で30000円ぐらいだったと記憶しています。
男優時代の後輩がソコで働いたみたいなんですが、なかなか過酷労働だったようです。
表向きは本番はなかったそうで、バイブなどを使用し満足させると言うものだったそうですが・・・
なによりも、サービスにあたり「ピコピコリーン」させ続けなければいけない、また、次々に来店して指名してくる女性を満足させ続けることがしんどい、と言っていました。
もちろん、仕事なのでルックスやスタイルなどのわがままも言えず、どんなお客様相手にも常に笑顔でピコピコリーン、ある意味過酷ですよね。
頑張って出勤しても1人~2人相手にしたら、それ以上に戦えなくなってくる体力と精力。
当然働き手の確保も難しくなり、閉店となりました。
さて、話しを戻して「現代の女風」についてですが、先程にも触れた通り、大きく分けると
「マッサージ(性感・アロマなど)」「出張ホスト」「レズ風俗」辺りに分類されるのではないでしょうか。
マッサージ(性感・アロマ)
これはそのままですね。
パウダーやオイルなどを使ってマッサージを行い、性感、まぁ、性器やその周辺などにも必要に応じてマッサージを行う。
また、アロマオイルを使ったマッサージなども行うために女性にも「アロママッサージ行って来るー」と自然にいいわけの逃げ道もあるという業態ですね。
男性でもそうだと思いますが、心身の癒しを求めて利用する女性が多いです。
出張ホスト
性的なサービスに特化した業態に当たるお店です。
中には現役のAV男優をエスコートしてくれるお店なんかもあります。
普段の性生活で満足できない女性や、より深い快感を求めて利用する女性が多いです。
レズ風俗
「男性は怖い・・・」「私はレズなんです」そういった女性が利用するお店です。
レズ風俗の時点で本番はありえないのですが(笑)、手マンやクンニなどのプレイで満足させたり、女の子同士裸でサービスされることに癒しを求めて利用する女性が多いです。
ホストでもよくある話ですが「永久指名」、一度指名したら他に気になるホストが出来ても指名したり、連絡先を交換したりすることを禁止すると言うものですが、女風の場合、永久指名のルールはなくても、気になった人を自発的に永久指名している人も多いようです。
女として扱われたい!という願望を持って指名し、優しくされ、癒され、そのセラピストに恋心のような関係性を求めてしまう、女性にありがちな心理ですね。
気になる女風の中味
サービス面に関しては割とお店によって内容も異なるようです。
デート気分で食事をしたり、ショッピングをしたり、映画を見たりなんて事も。
性感に移行する際は、二人でホテルにチェックインして、といった感じで、待ち合わせ型のデリヘルの自由度が高い感じになります。
中にはサービスの特色を出すために、オイルマッサージやアロマなどの有資格者をセラピストに採用している店もあります。
先に触れたように、現役のAV男優を派遣したり、実際のプロの資格を持ってるセラピストがマッサージしたり、当然気持ちいい上に「家庭や職場のしがらみ」などからも開放された空間で気持ちいい事が出来ちゃうんだからまぁ、癒し具合も察することが出来ますね(笑)
(良くわからないけど、相沢さんは仮面ライダーなのかしら??)
思わぬ落とし穴?店選びがネック!
流石に風俗関連なので、地上波はなかなか難しいけど、インターネットテレビやCSなどで最近話題に上がることの多い女性用風俗。
コレだ!!!と飛びつく業者も多く、中には「もぐり業者」なんかも多くいるのが現状。
市場規模の問題もあり、「女風」を専門に取り扱う情報媒体がまだ充実している、とは言い難いのが現状で、ユーザーの多くは「ツイッター」などのSNSの情報を頼りに店やセラピスト探しをしているのです。
当然届出をした優良店であればトラブルも起きにくいけど、無許可店や趣味の延長みたいな個人経営のセラピストなんかに当たってしまうと・・・
女性側の個人情報なども握られている上、利用することの後ろめたさもあってなかなか表面化させにくいトラブルも耳にすることがあります。
まずは気軽に利用、と言うよりは、じっくりと情報を集めながらお店選びを慎重に、と言う部分が最大のアドバイスなのかもしれません。
相沢がベルトのバックル(?)に何かを差し込んだ瞬間、謎の声が響く。
\ジョーカー!/
果たしてシンジは炉心融解を止められるのか?
次回、第6話「人の造りしもの~SMの世界」お楽しみに!
この次もサービス!サービスゥ!!
第1回:【シンジとキッコー万太郎の出会い】西川口の全盛期〜崩壊まで
第3回:【ソープで本番が出来るのは当たり前?】シンジ心の向こうに〜ソープランド編〜
第4回:【世界一のソープ街吉原】遊郭〜ソープを経た歴史と万太郎が語る風俗講習秘話
第5回:【女性用風俗とはなにか学ぼう!】決戦・第3新東京市!~シンジの希望、女性用風俗!?
第6回:【SMプレイと種類をわかりやすく解説!】人の造りしもの~SMの世界【第6話】
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