「今、どこにいますか?!」
求人担当の女性の機転で
マロ子のいた場所から
最寄りの 店舗へ
即、話を繋いでくれました
安堵からなのか
いままでどこも採用されなかった
悔しさなのか
涙でぐちゃぐちゃになった顔でそのまま
藁にすがる勢いで行きました
今思えば、よくぞその顔で面接にいけたなあ
電話してから 30分後には
店舗の事務所に到着
場所はとても分かり安く電話で説明してくれました
安心している自分と
また結局不採用になり帰らされるのでは
と不安が入り交じり 今にも吐きそうでしたね
知らない人から即刻評価される恐怖
なんの仕事でもそうですが
慣れないもんですね
金になる価値があるかないか査定され
いままでの30店舗では
見事に価値が無い、と言われた気がしていました
明るく綺麗な 事務所
美しく、スレンダーで若い女性達が
マロ子の顔を覗きこみ
「こんにちは!」と話しかけてくれました
抱いていた、おっかないイメージとは
裏腹に、普通の女性達が談笑していて
明るい清潔な室内をみて
「ここで働いてみたい!」と初めて思いました
しかし 依然として
頭の中では 「一体、自分に出来るのか」
また 面接落ちたら… と 不安が駆け巡ります
「何泣いてるん自分?」
店長らしき 金髪メガネのひょろりとした
男性が笑いながらやってきました
「いえ、、30社受けて全部不採用だったので
自信がなくて、、お金にも困っていて」
泣いてるのに笑われたのは人生で
初めてでしたが
なんだか、悪い気はしませんでしたね
「面接の時に、この子はどんな風に
売り出そうとか考えるんよ。泣かれてたら
面接出来んやん。笑って!」
それから 面接中といえど ひっきりなしに
鳴り響く電話をとりつつ 面接をこなす金髪店長
気がついたら 普通の世間話だけで
2時間たっていました
すっかり 外は暗くなり
朝10時からなん店舗も面接に行き
それから10時間はたっていました
「あー!楽しかった!大事な事だけ説明したけどな。まだ採用かは
わからんわ!とりあえずもう泣かなくてええよ!明日連絡するわ」
えええええ?
ここまでしゃべり倒して合否でないの?!
……不安がぶり返すマロ子
そんな 不安も 一掃されたのは
翌日の 昼13時頃
不安な気持ちと共に 握りしめていた
携帯が なりました
きた!……採用か 不採用かの 連絡だ
「お疲れ様です……昨日は面接
ありがとうございました…あの…やはりダメですか?」
不安で不安で
心臓が張り裂けそうだ
自分は いつから こんな
泣き虫、弱虫になったのか
胸が押しつぶされそうでした
「はははは!何をゆってるんですか!?
採用ですよ!いつこれます?」
拾う神あり… やっと1歩進めた気がしました
「あっありがとうございます!!!
あした、朝一番で行きます!!よろしく
お願い致します!!!」
急に 目の前のモヤがはけ
色鮮やかに 輝き 希望とやる気に満ちました
そんな 心の高ぶりに
思わずまた 涙が溢れ落ち
さぁ 準備をしようと
結婚する前に来ていた
ふりふりの花柄ワンピースを
押し入れから引っ張り出す
なんか臭い
いい香りの柔軟剤で あらおう
あっ 靴はどうしよう……
いったい、何年ぶりだろうかと
こんなにワクワクしながら服を選んだのは・・・
つづく★
【hips女性求人マロ子相談窓口】
気になることから様々なご質問
ご相談 いただきありがたいです~!!
自分の年齢、体型、容姿に自信がない。
出来るOPで効率よく稼ぎたい!
女性によって 数多い店舗から
貴女に最適な店舗をナビゲート!
面接に不安を残さずご案内!
★24時間受付中★
マロ子LINE https://line.me/ti/p/HxmpqUNbjF
スナックのママ、マロ子が一癖も二癖もある
お客様と他には言えないディープな話題を公開中!
マロ子ママの下僕が挑戦する楽しい(?)企画も!
♦公式Twitter https://twitter.com/maronuki
♦マロ子【Twitter】 https://twitter.com/HIPSesute
♦コキ男【Twitter】 https://twitter.com/hipsnaritak